土用の理解とタブー

土用といえば夏の土用の丑の日に鰻を食べる風習が有名ですよね

土用って土用の丑の日だけでしょ!

と思われている人もいるかもしれません

実は土用は四季(春・夏・秋・冬)のそれぞれの季節に変わっていく時期に

 

春の土用 辰月(4月17日頃~5月4日頃)

夏の土用 未月(7月17日頃~8月6日頃)

秋の土用 戌月(10月17日頃~11月6日頃)

冬の土用 丑月(1月17日頃~2月3日頃)

と約18日間ずつ4種類あるのです

 

五行の中でもはとても強い働きをしています

人の気質の中でも二黒土星・五黄土星・八白土星の本命星の人は、本質がとても強い人達です

話はそれましたが、土用は文字通り作用の事です

土用の時期の土の気はとても活発に働き

生む滅ぼすとの両面の作用をして

今までの季節の気が消滅し、次の季節の気を生む

季節が推移していくという大事な期間なのです

土用期間が終わった翌日は

 

立春・立夏・立秋・立冬

 

と次の季節が始まります

 

そして、土用の期間は、実は注意を要する時期なのです

 

目次

土用期間の注意点

 

土用の期間に自分の家(太極)の敷地内の土をいじると五黄殺に向かったのと同じ方災をうけてしまいます

実は気を付けていないと、とても怖い期間なのです

土を掘り起こす必要のある工事
木を植える、抜く
ガーデニング

 

など、土を触ると激しい変化作用の土の気を体内に吸い込むので体調を崩してしまうのです

家の中の鉢植えも敷地の地面の土よりも若干凶作用は弱いとされていますが影響はあります

鉢植えやプランターの花の植え替えなども土用期間が終わってからにして下さい

もちろん植木に水をあげるのは大丈夫です

例えば配管工事などをする際は、土用期間前に着工して下さい

業者などの都合で土用期間中に始まる事になってしまう場合は

土用期間前に工事と同じように、その箇所をわずかでも土をいじっておくという便法をとります

そして方災切りに効果のある九紫火星・六白金星・三碧木星の御神砂を撒いておきましょう

 

なお、敷地以外の土は関係ありません

そして土用の激変の気の影響をうけるのは、その家の宅地内に住んでいる人です

植木職人とか建築業者など、そこの宅地に縁のない人には、何の影響もありません

体調について

 

また土用期間中は体調を崩しやすいとされています

昔からよく季節の変わり目には風邪をひきやすいとか、自律神経が乱れやすく注意と言われています

それが土用期間の事なのです

気が付かないと思いますが、身体に負荷がかかっている状態です

無理をしないように過ごして下さい

 

昔から土用には「う」の付く食べ物を食べるとよいと言われています

 ●鰻:有名ですよね 栄養価が高く精が付くと言われています

 ●梅干し:血液サラサラ、食中毒予防、整腸作用、疲労回復など効果が沢山です

 ●うどん:消化が良く身体を温めます

 ●牛:栄養が豊富に含まれています 免疫力も高め疲労回復、貧血予防効果もあるそうです

他にもまだあるようです

『う』で始まる食べ物なので覚えやすいですね

栄養のあるものを食べて免疫力を高めましょう

 

土用殺?

 

一説に「土用殺」といい年に四回ある土用に、それぞれ方位を設け「五黄殺」と同様に

それぞれの土用期間中の移転、結婚、旅行などは厳禁とする節があります

しかし、これは土用の拡大解釈で正しくありません

土用の禁止事項は、あくまで宅地内の土いじりによるだけですから注意してください

ガーデニングなどを趣味にしている方はカレンダーなどにマーカーで線を引いておくと便利です
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